【研修】一新総合法律事務所様にて「弁護士のためのメンタルヘルスケア」(2024年11月12日)
中村洸太が一新総合法律事務所様向け「弁護士のためのメンタルヘルスケア研修」を実施しました
Amiは、2024年11月12日、弁護士法人一新総合法律事務所様にて弁護士の皆様を対象とした「メンタルヘルスケア研修」を実施しました。講師は公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士であり、東洋学園大学専任講師の中村洸太が務めました。
研修実施の背景
弁護士は依頼者対応や訴訟業務、膨大な業務量、事務所内外でのコミュニケーションなど、多様なストレス要因に日々直面しています。実際、事件放置などの懲戒事例の背景にもメンタルヘルス不調が関与している可能性が指摘されており、持続可能な働き方のためには心身のセルフマネジメントが不可欠です。
研修の主な内容
- 弁護士業務とメンタルヘルスの関係
業務の多忙さや依頼者対応、ワークライフバランスの乱れが心身に与える影響を、アンケート結果や懲戒事例をもとに解説。 - コミュニケーション課題の可視化と対策
先輩・後輩弁護士間、事務員とのコミュニケーションにおける悩みや、世代間ギャップ、相談のしづらさなど、現場のリアルな声を共有。アサーティブな対話やDESC法(描写・説明・提案・選択)など、具体的な改善手法を紹介。 - ストレスサインの理解とセルフモニタリング
ストレスが心身や思考、行動に現れるサインを知り、PHQ-9などのチェックリストで自己状態を客観視する方法を解説。 - セルフケア・ストレス対処法の実践
睡眠リズムの整え方、呼吸を使ったマインドフルネス、休息の取り方など、弁護士業務に即したセルフケアのコツを実践形式で学びました。 - カウンセリングの活用と相談先の確保
定期的なメンタルメンテナンスや、外部カウンセリングの活用法、相談できる環境づくりの重要性も強調しました。
Amiのメンタルヘルスケア研修について
Amiでは、法曹関係者個人や法律事務所向けに、メンタルヘルスやコミュニケーションの課題解決に特化した研修・コンサルティング・カウンセリングサービスを提供しています。現場の実態に即したプログラムと専門家によるサポートで、法曹関係者のウェルビーイング向上を支援します。Amiの研修やサービスにご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。