【登壇報告】日本産業保健法学会にて、Ami代表・三浦と中村が「支援職(弁護士)へのハラスメントと支援体制」について発表しました
Ami代表の三浦光太郎(弁護士)と中村洸太(東洋学園大学人間科学部 専任講師/博士)が、日本産業保健法学会第5回学術大会のシンポジウムに登壇いたしました。
本シンポジウムでは、「支援職(士業)がハラスメントにあったらどうする?支援職の支援体制の構築と課題」をテーマに、これまであまり光が当たってこなかった「支援する側(弁護士)」が直面するメンタルヘルス課題と、その解決策について、実務と学術の両面から提言を行いました。

■ 学術的視点で解き明かす、弁護士業界の「組織課題」
Amiの強みは、現場での実践知だけでなく、専門的な研究に基づいたアプローチにあります。今回の発表では、三浦が英国留学(London School of Economics and political Science)での研究成果も交え、以下の最新知見を発表しました。
1. 「Workplace Incivility(職場不作法)」の視点 ハラスメントに至る前段階である「悪意のない無礼な言動(挨拶無視、メール放置など)」が、いかにして組織の心理的安全性を損ない、ハラスメントの温床となっていくか(負の連鎖)を解説しました。 「明確なハラスメントではないから」と見過ごされがちな言動こそが、法律事務所の組織崩壊の芽となっている可能性を指摘しました。
2. 弁護士特有の「心理的安全性」の構造 一般的な企業と比較し、弁護士業界では「高度な専門性」や「個人の裁量」が重視される一方で、それが若手弁護士の「相談へのためらい」や「ミス隠蔽」のリスクを生んでいる構造的メカニズムを分析しました。 「心理的安全性」を単なる仲良しクラブではなく、ミスを防ぎ、パフォーマンスを最大化するための組織戦略として定義し直しました。
■ Amiが提言する「3つの支援アプローチ」
弁護士が抱えるストレスは、「個人の資質」の問題だけではありません。Amiでは、課題を以下の3つの層に分解し、包括的な支援体制を構築することを提案しています。
- 個人の支援(Ami Assist – Personal)
- 過度な業務量や、高圧的な依頼者(カスハラ)対応による疲弊に対する、弁護士の職業特性を理解したカウンセリング。
- 組織の支援(Ami Assist – Organization)
- 業務負荷チェックテストの実施や、Workplace Incivilityを可視化し改善するためのラインケア研修、コンサルティング。
- 専門性の支援(協働)
- 心理職が弁護士と協働し、困難な依頼者対応をサポートする体制づくりや、対人援助職としてのスキルアップ支援。
■ 「理論」と「実践」に基づいた組織改革をご支援します
本学会での発表内容は、Amiが提供するコンサルティングや研修サービスの根幹となる理論です。 「個人のケア」にとどまらず、「人が定着し、パフォーマンスを発揮し続ける組織」を作るための制度設計や環境改善にご関心のある事務所様は、ぜひご相談ください。
Amiは、学術的エビデンスと弁護士実務のリアリティを融合させ、貴事務所の持続可能な発展をサポートします。
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